ここでは様々な一覧を紹介します。主要な部品はPropertiesも解説しています。この部品なんだろう・・・と思ったらみてください!
こちらの方のサイトをおすすめします。MIT App Inventor2 攻略WIKI

・パレット一覧→パレットには部品が入っています。
・プロパティ一覧→プロパティでは部品の詳細設定ができます。

パレット一覧

ここではDesignerページのPaletteの説明をします。
よく使う部品にはプロパティ詳細がついてます。

User Interface

Button ボタンです。OKボタンなど作れます。
TextBox テキストを入れるボックスです。自由に文字を入れられます。
ListView 作ったリストを画面に表示できます。
DatePicker 日付を取得できます。
TimePicker 時間を取得できます。
CheckBox チェックボックスをつくれます。アンケートなどでよく見るやつです。
Label テキストです。
ListPicker このボタンを押すと作ったリストを表示できます。
Slider つまみをつかんで数値を調節できるスライダーを設置できます。
PasswordTextBox パスワードボックスを作れます。入力したテキストは***のようになります。
Notifier 通知や警告をポップアップできます。
Image 画像を挿入できます。しかし挿入するだけで動かしたりすることはできません。
WebViewer ウェブが閲覧できるようにします。
Spinner 選択肢を下に表示できます。アンケートなどでよくみるやつです。

Layout

TableArrangement ボタンを縦、横、斜めに並べます。
VerticalArangement ボタンを縦に並べます。
HorizotalArangment ボタンを横に並べます。

Media

Player BGMなどの音楽を再生できます。
Sound 効果音などを再生できます。
SoundRecorder 録音できます。
SpeechRecognizer 録音し、それを文字にします。
TextToSpeech 入力した文字を音声として再生します。
VideoPlayer 動画を再生します。
Camcorder カメラを起動し、動画を撮ります。
Camera カメラを起動し、写真を撮ります。
ImagePicker アルバムから画像を取得します。
YandexTranslate 翻訳します。

Drawing and Animation

Ball ボールです。下のImageSpriteの画像をボールにしたものと考えて下さい。
Canvas キャンパスです。BallやImageSpriteを動かす場所を
作り出します。この上でのみそれらは動きます。
ImageSprite 好きな画像を動かすことができます。

Sensors

AcelermeterSensor スマホの動きをデータとして取得します。
例えば「振ると音が出るアプリ」などが作れます。
BarcodeScanner バーコードを読み取ります。
Clock 時間をデータとして取得します。
例えば「アプリを開いてから10秒後に画像を表示する」といったことができます。
よく使いますが、なかなかくせのある部品です。
LocationSensor GPSを使い、現在地のデータを取得します。
NearField NFC機能が使えます。
OrientationSensor スマホの傾きをデータとして取得します。
例えば「傾けるとボールが転がる」アプリが作れます。
ProximitySensor

Social

ContactPicker スマホ内の連絡先を表示します。
EmailPicker スマホ内のアプリを使ってメールができます。
PhoneCall スマホ内のアプリを使って電話ができます。
PhoneNumberPick スマホ内の電話番号を表示します。
Sharing スマホ内のアプリと連絡できます。画像を別アプリに保存したりすることが可能です。
Texting 文字を入力するとSNSに投稿します。
Twitter Twitterと連携します。SNS投稿やタイムラインを取得することができます。

Storage

File Textファイルを保存します。
FusiontablesControl 集めたデータを表や図にできます。
TinyDB アプリ内データをスマホ上に保存をします。
例えば「ベストスコア」などを保存するのに便利です。
TinyWebDB TinyDBの保存先がサーバー上になったものです。
例えば「世界ランク」などを作りたいときに便利です。
しかしこれには別途サーバーを用意する必要があります。

Connectivity

ActivityStarter 他のアプリを呼び出せます。例えばブラウザなどです。
広告を載せる場合には必須です。
BlueToothClient BlueToothで接続できます。送信に関するものです。
BlueToothServer BlueToothで接続できます。受信に関するものです。
Web UserInterFaceのWebViewerを使うことをおすすめします。

LEGO®MINDSTORMS®

LEGOから発売されているロボットを動かすことができます。動作未確認のため割愛いたします。

 

プロパティ一覧

ここではDesignerの一番左にあるプロパティの説明をします。
重複しているものは省略しております。

Button

BackgroundColor 背景の色を変えます。デフォルトはグレーです。
Enable チェックするとボタンが反応します。
チェックしないと反応しません。
FontBold テキストに少し肉付けします。
Fontltalic フォントを変えます。
FontSize フォントの大きさを変えます。
Fonttypeface フォントを変えます
Height 縦幅を変えます。
Width 横幅を変えます。
Image ボタンの画像を変えます。写真をボタンにすることも可能です。
Shape ボタンの形を変えます。丸みを帯びさせることができます。
ShowFeedback チェックすると、ボタンを押したときボタンの色が変わります。
Text テキストを変えます。
TextAlignment テキストの位置の微調整ができます。
TextColor テキストの色を変えます。
Visible チェックするとボタンが見えます。
チェックを外すとボタンが見えません。

TextBox

Hint テキストを入力する前の薄い文字を表示させます。
例、Please enter wordsのように。
Multline チェックすると改行することができます。
NumbersOnly チェックすると数字のみ入力可能です。

Label

HasMargins テキストの周りに余白を持たせます。

WebViewer

HomeUrl 入力すると自動的にそのページに接続します。
Height 高さを設定します。
Width 横幅を設定します。

Ball

Enabled チェックを外すと効果がなくなります。
Heading ボールの進む方向を決めます。
数値は分度器をイメージしてください。

0→右方向へ
90→上方向へ
180→左方向へ
270→下方向へ

Interval 動きのあるボールの表示間隔を決めます。

1→なめらか
1000→かくかく

PaintColor ボールの色を変えます。
Radius ボールの半径を決めます。

10→ボールの大きさは20

Speed 動きのあるボールのスピードを決めます。

1→かなり早い
10→ふつう

Visible チェックを外すと見えなくなります。
X Canvas上のボールの横軸(X軸)の位置を決めます。
数学のグラフをイメージしてください。

0→真左

Y Canvas上のボールの縦軸(Y軸)の位置を決めます。

0→真上

Z Canvas上のボールのZ軸の位置を決めます。
数字を変えることで、レイヤーのような機能となります。
つまり、重なりません。

Canvas

BackgroundColor 背景の色を変えます。
BackgroundImage 背景に画像を挿入します。
FontSize フォントのサイズを変更します。
Height 縦幅を変更します。
Width 横幅を変更します。
LineWidth 線の太さを変更します。(Camvasには画面をなぞって線を描くブロックがあります)
PaintColor 線の色を変更します。
TextAlignment テキストの位置の微調整をします。
Visible チェックを外すと見えなくなります。

ImageSprite

Enable チェックを外すと効果がなくなります。
Heading ボールの進む方向を決めます。
数値は分度器をイメージしてください。

0→右方向へ
90→上方向へ
180→左方向へ
270→下方向へ

Interval 動きのあるボールの表示間隔を決めます。

1→なめらか
1000→かくかく

Picture 選んだ画像を表示します
Rotates チェックをすると、画像が動いた時に回転します。
(Headingで調整します)
基本的にチェックしないことをおすすめします。
Speed 動きのあるボールのスピードを決めます。

1→かなり早い
10→ふつう

Visible チェックを外すと見えなくなります。
X Canvas上のボールの横軸(X軸)の位置を決めます。
数学のグラフをイメージしてください。

0→真左

Y Canvas上のボールの縦軸(Y軸)の位置を決めます。

0→真上

Z Canvas上のボールのZ軸の位置を決めます。
数字を変えることで、レイヤーのような機能となります。
つまり、重なりません。
Width 画像の横幅を調整します。
Height 画像の縦幅を調整します。

Clock

TimerAlwaysFires チェックするとアプリを閉じてもタイマーが動き続けます。
TimerEnabled チェックするとタイマーがONになります。
TimerInterval タイマーの間隔を決めます。1000で1秒です。

とても便利ですが、くせのある部品です。
画像のように繰り返すブロックです。
例えは、
TimeIntervalが1000の時、1秒ごとに繰り返します。
TimeIntervalが10000の時、10秒ごとに繰り返します。

この画像では、1秒ごとにテキストに1を足していきます。